【チャリティパフォーマンス】
第90回記念春陽展 チャリティーパフォーマンス 「絵と舞踏と音楽のコラボレーション」が4月21日14時から特別会場にて開催された。用意された席はすぐに埋まり、立ち見の観客であふれた。
低音が静かに流れ、その振動が足元から響いてくるような齋藤徹氏のコントラバス即興演奏とともに、舞踏家、工藤丈輝氏が現れた。三浦明範氏の作品のモデルでもある工藤氏は まさに三浦氏の平面作品から飛び出したかのように、輪廻転生を舞った。
二次元の平面に刻まれている絵画が、三次元に立体映像として現れ動き出し、指先から髪の毛の一本に至るまで神経の通った工藤氏の舞は圧巻であった。即興の音はバッハの曲に変化し 踊りは突き上げてくる力強い生命力と襲いかかる死への恐怖が入り交じり激しさを増していった。
そしてコントラバスの低音とともに三浦氏の絵画平面へと戻った。五感に訴えかけるリアルな空間が一室を包み、春陽展会場を45分間の異空間に変え、春陽会の未来を展望する特別展示「春陽会新世代の作家たち」に華を添えた。
低音が静かに流れ、その振動が足元から響いてくるような齋藤徹氏のコントラバス即興演奏とともに、舞踏家、工藤丈輝氏が現れた。三浦明範氏の作品のモデルでもある工藤氏は まさに三浦氏の平面作品から飛び出したかのように、輪廻転生を舞った。
二次元の平面に刻まれている絵画が、三次元に立体映像として現れ動き出し、指先から髪の毛の一本に至るまで神経の通った工藤氏の舞は圧巻であった。即興の音はバッハの曲に変化し 踊りは突き上げてくる力強い生命力と襲いかかる死への恐怖が入り交じり激しさを増していった。
そしてコントラバスの低音とともに三浦氏の絵画平面へと戻った。五感に訴えかけるリアルな空間が一室を包み、春陽展会場を45分間の異空間に変え、春陽会の未来を展望する特別展示「春陽会新世代の作家たち」に華を添えた。
(西野雅子)