春陽展は日本美術史に多くの足跡を残し、新たな画家・版画家を輩出している公募展です。

第96回春陽展【絵画部会場(2F)】

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「絵画部 展示レポート」

 第96回展絵画部は、美術館2階の4ブロックを41の展示室に分けて、展示会場全体が春陽会らしい一体感とともに、各作品の特徴が鑑賞者に届くようメリハリのある陳列計画のもと、来場者がスムーズに鑑賞可能な、回廊式の自然な導線を目指す展示構成となりました。
 会員作品はA・Bブロック(全15室)を使用し、会友・一般作品は、公募作品1142点の中から受賞を含む624点の入選作品を、C・Dブロック(全26室)に割り当てて展示しました。
 C・Dブロックには、受賞作品と賞候補作品を集めた大壁面のコーナーを2カ所設置し、見ごたえのある作品競演を演出する一方、鑑賞の導線の中で小作品にもスポットが当たるよう工夫して作品展示が行われました。
壁面には、それぞれの主張とともに独自の世界観が伝わってくる力作が並びました。
 また休憩室活用計画として、A・Bブロック間の休憩室に「春陽会資料室(シリーズ 私のアトリエ~創作の現場から~)」と題し、会員4名(前田舜敏氏、横山了平氏、木村梨枝子氏、渡辺達正氏)が自ら制作現場の披露展示を行い、来場者の目を楽しませつつ注目を集めました。
 C・Dブロック間の休憩室では「地方研究会の紹介」として、全国に21ある研究会それぞれの特徴と活動状況がパネルで紹介され、春陽会のすそ野の広さとともに、地方色豊かな研究会活動の一端を垣間見ることができました。
 さらに会期中は、来たる第100回展に向けてのアーカイブ事業から、「第100回記念春陽展を創る・創立当時の歴史が見える資料展示」と題して、普段は目にすることの出来ない貴重な春陽会にまつわる資料や歴史を紹介したパネル展示があり、草創期に思いを馳せながら、これら資料を眺めた方も多いことと思います。
 このほか例年の「入選者会場批評会」には熱心な出品者の姿が多数みられ、更に作品を訪ねながら絵の見方、版画の見どころを解りやすく会員が解説する「春陽展アートツアー」、絵と音楽のコラボレーション「ギャラリーコンサート(チャリティイベント)」、そして講演会開催など多彩なイベントとも相まって、絵画部会場は、作品の充実とともに活気に包まれました。

2019年12月6日 第96回春陽展審査主任 沓間 宏

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