春陽展は日本美術史に多くの足跡を残し、新たな画家・版画家を輩出している公募展です。

第93回春陽展【名古屋展レポート】

第93回春陽展 名古屋展の様子

 

第93回春陽展(名古屋展)

 第93回春陽展名古屋展は、全国の会員と受賞者及び中部地区(愛知・岐阜・三重)の入選者(会友・一般)の作品345点を展示し、東京展につぐ規模と内容の充実した展覧会となりました。

 名古屋展の伝統を心ゆくまで堪能出来る展覧会となるように、展示構成に重点を置き、全作品1段掛けとしました。各作品の良さが引き出されるように一点一点が美しく見える工夫をしています。

 また、会期中に名古屋展会場で、峰丘氏の金地ミクストメディア技法のパネルを展示しました。テンペラや黄金背景の歴史を分かり易く理解することが出来ました。

 画談会は中部の精神活動を支える重要な事業であり、名古屋展の特別企画となっています。今年は絵画部会員 小川 洋子 氏をお迎えし、‐春陽会女流作家‐ 「添え木~樹木へ」 、と題して講演して頂きました。「始めは添え木であった春陽会女流作家が樹木に至るまでの苦労やエピソードを伺いました。

 「講演会」に引き続いての懇親会には、来賓をはじめ、共催の新聞社・放送局各社の代表の方々、今回受賞者された中部以外の出品者も加わり、130名を超す参加者となり盛況でありました。

 会期中に昨年に引き続き、出品者を対象としたギャラリーツアーを開催しました。展覧会初日の午前の部に東 直樹氏、午後の部に平井 誠一氏の2回に分けて、「春陽会の今」をテーマに、一時間ほど会場内を解説しながら巡回し参加者からの質問に答えました。100人以上の参加者があって、大変好評でした。

 また会員の作品の缶バッジ売上を中部支部の収入としました。

 お蔭様で93回春陽展名古屋展は7777名の入場者があり大盛況で無事終了することができました。これも展覧会を支援して頂いている報道各社のおかげと感謝しております。ありがとうございました。

 

中部支部事務所 鈴木 善晴

■会期    平成28年5月17日(火)~5月22日(日)

■会場    愛知県美術館ギャラリー(愛知県文化センター8階 A室~I室)

■共催    中日新聞社・東海テレビ放送・東海ラジオ放送

 <会期中の事業>

  • 懇親会   5月21日(土)  午後6時30分  中日パレス クラウンホール
  • 画談会   5月21日(土)  午後4時30分~6時20分  中日パレス コスモス・アイリス

演題:春陽会女流作家 「添え木~樹木へ」 

講師:小川 洋子 氏 (絵画部会員)   

  • 会場批評会     5月21日(土)  午後1時~3時 
  • ギャラリーツアー  5月17日(火) 10時30分~ 担当:東 直樹  1時30分~ 担当:平井 誠一
  • 春陽会資料室    I室前通路 5月17日(火)~5月22日(日)
  • 缶バッジ販売 5月17日(火)~5月22日(日)

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