春陽展は日本美術史に多くの足跡を残し、新たな画家・版画家を輩出している公募展です。

レポート【講演会】

【講演会】

 

先日、天皇、皇后両陛下が東京ステーションギャラリーで「生誕120年 木村荘八展」をご覧になったと新聞記事に出ていましたが、今回第90回春陽展では、会の創立メンバーである木村荘八の挿絵やスケッチアルバムなどを会場に陳列し、「木村荘八の芸術」というタイトルでの講演を、東京ステーションギャラリーの館長、冨田 章氏にお願いしました。
まず最初に、企画委員会座長の小林裕児氏より、「木村荘八の展覧会は、春陽会でも90回展で企画があったけれど、次期を同じくして東京ステーションギャラリーでも企画していることが偶然分かり、急きょご連絡して一緒にやっていきましょうということで、今回の形となりました。」という内容の説明がありました。
冨田氏は年表を追いながら、荘八のその時代、時代の背景と共に彼の作品や様子をわかりやすく説明され、私達はひと時、明治、大正、昭和の時代にタイムスリップしたかのようでした。講演会の内容は、91回春陽展開催時に発行の「春陽帖」にて掲載しますので、興味のある方は、是非そちらの記事をご覧ください。
最後の質問コーナーでは、版画会員の幸田美枝子氏から「私は木村先生には子供の頃からお世話になっていて、先生の所へ通っていて…。」という話も飛び出し、思わず貴重な経験談を伺う機会にも恵まれました。

(岸 鹿津代)

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