春陽会版画部秋季展
2015年10月8日(木)〜19日(月)
10月10日(土) 15:00〜ギャラリートーク 17:00〜ささやかなパーティ
会場:ギャラリーリブ・アート(愛媛県松山市)
さわやかな季節に、8年ぶりに四国・松山にて版画部秋季展が開催されました。
四国に会員がいないため、搬入、搬出は遠隔地からの少人数の作業となり、危惧しましたが、和気あいあいの中、スピーディに行われました。
研究会は、版画部会員10名と松山出身の2名を加えたメンバーでギャラリートークを行いました。美大を目指す地元の高校生、作家、画廊の方、指導者、美術館の方など、専門の立場からの出席者が多く、関心の高さが感じられました。作家自らが語る言葉には重みがあり、貴重な時間になったことと思います。作家同志ではなかなか聞けない技術的なことや、作品の背景なども語られ、春陽会の参加者にとっても興味深く、互いの理解を深める良い機会になりました。バトンタッチするようにマイクを渡しながら、会は進められ、版画部のチームワークを強く感じた時間でもありました。ギャラリートークの後半は、質問などの対応もでき充実した会になりました。その後のパーティは、多くの方との和やかな中、新たな交流も生まれ、盛況のうちに終了しました。
会期の後半に、地元の愛媛新聞の取材があり、秋季展が新聞に掲載されました。その影響で多くのお客様が会場に足を運んでいただいたようです。
主任の私は、会期の前半の5日間松山に滞在しました。多くの方々に支えていただき、また、天候にも恵まれ、無事に秋季展を終えることができました。この場をお借りして深く感謝いたします。
来年度も同じメンバーで秋季展に臨みます。
版画部秋季展主任 高浦とみ子