春陽展は日本美術史に多くの足跡を残し、新たな画家・版画家を輩出している公募展です。

第91回春陽会受賞作家展レポート

第91回 春陽会受賞作家展 絵画 版画

 2014年9月13日(土)〜18日(木)

10:00~17:00(最終日は13:00まで)

福島県文化センター 3階展示室

〒960-8116 福島県福島市春日町5-54

TEL 024-534-9191(代表)

 作品研究会:9月13日(土)14:00~16:00

 

 

「9.13は福島が元気になりました。」

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から、3年半が経った節目の時に、福島で2014春陽会受賞作家展が開催されました。

 福島の復興を後押しするように春陽会の秀作70余点が一堂に集いました。福島県文化センター3階を全部借用し、広々とゆったりとした展示を行いました。

この場所も震災時には天井がすべて落下し改修したところです。福島研究会の作品も含めて78点の展示でした。この中には福島出身の会員、赤井由紀氏、福島で展覧会をされ、ゆかりの小林裕児氏の作品も招待出品として展示されました。

 12日(金)に展示をすべて行い、13日(土)午後2時から会場批評会が行われました。絵画部、版画部、福島研究会に分かれての同時進行でした。絵画部の講師には藤沼多門氏、東直樹氏、沓間宏氏、四谷明子氏にお願いし、また版画部には伊東槃特氏、福島研究会には、赤井由紀氏にお願いしました。大勢の受賞者の方、一般鑑賞者の方も交えての批評会となりました。

 5時からは総勢63名による大懇親会が開催されました。新理事長、山本睦氏のあいさつに続き、藤沼理事、伊東槃特理事、峰丘研究主任のあいさつがあり、乾杯の音頭は小川洋子先生にお願いしました。その後、各受賞者からひとことを頂戴し、大いに盛り上がりました。

 そして、6日間の展覧会を終えましたが、来場者は680名を超え、大盛況の展覧会となりました。また、春陽会の画集が欲しいといった方々や、会員の先生方の作品をもっと見たいといった感想もたくさんありました。

 これもひとえに春陽会本部事務局、群馬研究会、当日遠路お越しいただいた各研究会の皆様の力によるもので、感謝しております。また、特筆すべきこととして、岐阜の受賞者、今尾啓吾氏は搬入、搬出を自力で行い、作業まで終日手伝ってくれました。本当にありがとうございました。

 次回は、神戸での開催となります。福島での盛り上がりとパワーをそのまま送ります。神戸での成功を祈念しております。

 春陽会福島研究会  橋口久子

 

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