春陽展は日本美術史に多くの足跡を残し、新たな画家・版画家を輩出している公募展です。

2014版画部秋季展レポート

春陽会版画部秋季展

文房堂ギャラリー 2014年9月8日(月)〜13日(土)

茶屋町画廊  2014年9月25日(木)〜30日(火)

 

 

 

 2014秋季展レポート(版画部)

 まだ暑さの残る9月。それでも秋の気配を日々感じる中、今年は東京・大阪巡回の秋季展が開催されました。

 神田神保町文房堂ギャラリー(9/8~9/13)、今年は関東近郊県在住会友16名と客員・会員57名が出品、202人以上の来場者がありました。2008年、2010年、2012年、2014年と、このギャラリーでの秋季展は今年4回目となり、懇親会には文房堂の店長さんにお話しして頂き、会期中に行なわれた研究会は海老塚耕一氏の講演をみなで囲んで聴くなどイベントも和やかに進み、落ち着いた展覧会となったと思います。

 大阪茶屋町画廊での巡回展(9/25~9/30)も、 画廊のご協力と、関西研究会のご尽力のもと 大阪駅に近い繁華街で開催され、客員・会員と6名の関西圏会友が出品され、132人以上の来場者を迎えました。

 秋季展はこの茶屋町画廊で2004年、全国を巡回して春陽会版画小品の魅力を丁寧に紹介していこうとスタートしたのです。今年10年目の再開となりました。時代が変化する中、こうした流れを保つことができますのも、各会員の日々の地道な作家活動のたまものと思われます。

 会場での講評は東京他各地域からの講師が 派遣され、関西研究会の方々からもいつもの 講師とは違う視点からの講評が聴けてとても良かったと好評でした。

 秋季展に関わるようになり4年、今年で任期を終えるにあたり、大阪での懇親会や2次会に参加し、大阪の夜を少しだけ味わいました。飛び交う大阪弁、そのやりとりは湿り気を帯びた色っぽさ。日本人の長々営んできたおとなの文化を感じて帰りました。

  この度出品して下さいました皆さま、両画廊の皆さま、ご来場頂きました皆さまと関西研究会の会員の方々に、厚くお礼申し上げます。

竹内美穂子

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