春陽展は日本美術史に多くの足跡を残し、新たな画家・版画家を輩出している公募展です。

春陽会東京研究会主催 講演会レポート(2016)

春陽会東京研究会主催 講演会

大石洋次郎氏(春陽会絵画部会員)

「春陽会アーカイブから知ったこと、感じたこと」

日時 : 2016年6月5日(日)

14:30~16:30(14:00より開場)

会場 : 中野サンプラザ 8階研修室6室

 

 

6月5日、会場は研究生のほか、会員会友の方々も多数参加され、椅子が足りなくなるほどの満席となった。

大石氏は皆に春陽会のことをはだで感じてもらいたい、もっとファンになってもらいたいとの想いで講演を始められた。

大石氏は若いころから春陽会に出展しているが、その当時は自分の作品のことをはずかしいと思っていたし、またその頃は何をどう描いていいかわからないでいたけれど、そういうときに先輩からのアドバイスにおおいに助けられた。

準会員、会員となって、先生方と接する機会は増えたが、そういうときに何を話していいかわからなかったけれど、先生方の話を聞けるだけで楽しかったし、同じ場所にいられるだけで鳥肌がたったと当時を振り返られ、今はそういう雰囲気がないのが残念だと。大学での山口長男先生の話を交え、すばらしい先達と出会えたことの幸福を語られた。

都美術館での公募団体セレクション展のことにもふれ、春陽会のひとたちの作品には心象の深みがあると感想、そういう気風のある春陽会に所属していて良かったとかみしめるように皆に語った。

そこからここ数年来アーカイブでの16名の三井永一、笠木實、飯田顕、渡辺一夫、小林ドンゲ、前川鋼平、松下忠、今關鷲人、岸葉子、吉江麗子、幸田美枝子、小坂茂、仲村勇、田中康夫、加藤助八、長森聰の各先生方とのインタビューの様子をスクリーンで紹介、研究会で厳しく批評された話、学校では先生だが春陽会に来ると絵描きとして接してもらった話など。

16名のうちのお一人である小坂茂氏も出席され、かっての研究会での思い出を話された。講師の先生方は研究生の背丈を考えて指導されている。そこを理解してほしい。講師の言葉を受け取る力を養い、気概をもって励まれるよう研究生にアドバイスされた。

各人の紹介を終え,通して大石氏の人柄があふれた熱のこもった講演となった。

最後に春陽会を良い会にするには、皆が良い絵を描くこと、そしてもっと話をしましょうよ、ケンカをしましょうよ、と結ばれた。

(報告 星野文和)

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