文房堂ギャラリー(東京・神田)
2012年9月10日(月)~9月15日(土)
日本有数の古書店街神保町、その中程に位置する老舗文房堂が擁するギャラリーにて2012年版画部秋季展を開催。東京での開催という事で都内在住の会友に多数参加していただき、会員・会友併せて78名という大変賑やかな展示となりました。
初日にはオープニングパーティを開催。展示参加者を含め多数の方に来場いただき、飲食をしながらあちらこちらで久しぶりの再会に近況の報告をし合う姿、お互いの版画作品ついて語らう姿、初対面の人との交流などとても和やかな場となりました。普段では中々質問出来ない作品について気軽に聞ける雰囲気があってとても良い場だったと思います。また今回はパーティ開始直前にアコースティックギターによる演奏会も行われ、ギターのどこか懐かしい音色と展示風景というユニークな試みが楽しく好評でした。
最終日には会員4名に講師をお願いして会場批評会を開催。都内での秋季展という事もありこちらも多数の講評希望者、公聴者が来場し盛況な会となりました。この様な批評会も大学に在学するか、スクールなどに所属していない限り体験できない貴重な場です。版画部秋季展の理念である春陽会並びに版画部の日本各地での広報活動、作品展示を通して会員および会友相互の創作意欲の向上と交流の場作りに一役買っていると思います。会場批評会などはこれからも多くの方に参加していただきこれからの制作活動の糧にしていただければ幸いです。
この度出品して下さいました皆様、ご来場いただきました方々には厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
会場来場者227名。(文責 内山良子)