春陽展は日本美術史に多くの足跡を残し、新たな画家・版画家を輩出している公募展です。

第91回春陽展【会場風景】

 審査全体を通しての印象は、内容的にも技術的にも一定のレベルが保たれ、落ち着きのある安定した作品が揃ったとの感がありました。その中から、今後、あらたな展開が予感させられる作品がいくつかあったことは、将来的に大いに期待できるものと受け止めております。

 陳列に関しては、第91回展より特別展示は行わないとの方針に従い、その分、会場を最大限に活かしつつ、それぞれの作品の持つ魅力を伝えられる展示を心掛けました。休憩室では、絵画部は三浦明範氏のシルバーポイント技法の紹介。版画部は立堀秀明氏の木版画技法の紹介。また、全国的に行っている各地方の研究会活動の紹介をいたしました。これには、多くの方々から注目が集まりました。

 本展運営は、持続性のあるスタイルを保つとの方針に沿い、今年度の基本形は踏襲されながら、安定した展覧会開催を目指すことになります。

(絵画部 東 直樹)

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 版画部は三階のワン・フロアーにおいて展示し、来館者に最も見易い事を心掛けています。一般・会友の出品作者の制作作品を、暖かく、かつ厳しい姿勢で審査し、春陽会賞・奨励賞・会友賞を決定しています。今年は100回展に向けて歩き始めた、第一歩の91回展なのですが、春陽会の伝統の革新を前に出した展覧会になりました。会員の作品もさることながら会友の作品にも力作が並び、次の世代を担ってくれる人々が確実にそだっていると思います。木版画技法の展示も新しい企画の第一歩です。順次版種を変えて来館者の“版”への啓蒙を心掛けて行くつもりです。

(版画部 伊東槃特)

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